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鍋 丹精込めて叩き締められた究極の手打ち鍋

頑丈で、使いやすい。一生付き合える実用性

職人によって一つ一つ手作りされた打ち出し鍋。純度の高い厚手のアルミ板や銅板を使って、使い手になじむフォルムを生み出しています。

姫野の鍋に美しく並ぶ槌目はただの模様ではなく、頑丈にするための職人の技。金属はそのままだと手で簡単に曲げられてしまいますが、叩き締めることで非常に頑丈になるのです。

その美しさ、打ち出しの技にあり。

美しい槌目を決めるのは職人の勘ひとつ。叩くのは一回のみで、ガン、ガンとリズミカルに金槌を降ろし、揃った槌目を作れるようになるまでは10年以上かかるといいます。
また、叩いて表面積を大きくすることで保温性と熱伝導性が良くなり、同じ素材でも芯まで火が通って柔らかくなります。

素材

銅
高い熱伝導性で、食材にムラ無く熱が回り、微妙な火加減もすばやく伝えます。また、美しい淡いピンクの輝きが単調な色彩になりがちな厨房機器の中で際立った個性を発揮します。
アルミ
軽くて使いやすいのが最大の特徴。熱ムラがないので料理の仕上がりも良く、煮る、蒸す、わかす、焼く道具として最適の素材です。錆びにくいのでお手入れも楽にしていただけます。

製造工程

  1. 素材から打ち出す

    底部と側面を切り出し溶接したら、金槌で叩く作業にはいります。 「叩いて締めて固くなる」―叩くことで、美しいだけでなく、固く頑丈な鍋になるのです。また、金属の表面積を叩いて大きくすることで保温性と熱伝導性を高める効果もあります。

  2. 角をしめる

    溶接した部分は強度を上げるために特に念入りに叩きます。ここで接合部分を美しく整えるため、接合部分が硬くなってしまう電気溶接ではなく、ガス溶接で接合しています。

  3. 刻印する

    洗浄・研磨した後、職人がチェックし、納得のいく出来ならば「姫野作」の刻印を打ちます。この刻印には、職人の技術と誇り、また「使い手と一生付き合える製品」という工房の目標と願いが込められています。

  4. 取っ手をつける

    取手を取り付けて完成。どの工程でも熟練した技術に支えられています。機械で均一に作るものではなく、微妙な調整を加えながらひとつひとつ作り上げていくものだから、美しく、丈夫で長持ちするのです。

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